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2014.11.06

嬉しい出来事

私事ですが・・・・

 

先日、誕生日を迎えました。

ここ近年、息子たちはサプライズでお祝いをしてくれます。

 

2年前は、長男が20歳を迎えるにあたって、記念に残る誕生日を考えてくれて、「ご飯食べに行こう。どこでもいい?」って感じでレストランを予約してくれていました。(次男は広島、尾道高校に在学中で寮生活の為,離れて暮らしていました。)

コース料理を頼んでくれていて、なかなかいいお店。会話も弾み、デザートタイムに。どこからか、ろうそくの点いたケーキが。誰かお誕生日?とキョロキョロ見渡していたら、私の前に。ケーキには「おめでとう」と私の名前も。長男の姿が見えないと思ったら、紙袋渡され、プレゼントまで。私は、周りの席がなんとなくザワザワしてるので、「母です!母なんで!」と連呼。誰も聞いていないけど、熟女、歳の差カップルと思われては・・・と。あれっ・・・こんな紙袋家を出るとき持ってなかったよね・・・。なんと、長男はサプライズプレゼントの演出の為、昼間に、一度お店に出向きプレゼントを預けてくれていたのです。

思い出しても涙でちゃいます。プレゼントじゃないですよ~。気持ちが嬉しくて!。写真まで撮ってくれました。「母さんとの2ショット今後無いかもしれないしなぁ・・・記念。記念。」なんて言いながら。

 

かなりボケてますが・・・。毎日バッグにいれてます。

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大きな反抗期はない長男だけど、全国大会に出場した高校サッカー部にいた時は、ストレスや疲れから素直になれない時もあったのに、成長を感じた日でした。

長い手紙もくれました。大切に保管しています。

 

 

昨年は、こんな感じでした。

次男は岡山大学に在学し、下宿生活しています。「部活が丁度や休みだし、ふらっと帰る」と。夕飯を食べ終わると、誰かから電話が入り、「ちょっと出かけてくるね」といって家を出ていきました。数分後、どうやら長男と待ち合わせしていたみたいで、帰るなり長男の部屋に二人で入ったかと思いきや、リビングの電気が消えました。「え~何、何?」目をパチクリさせていると、「誕生日おめでとう!」とろうそくに火をつけたケーキを持って兄弟で入場・・・。また、涙。次男は可愛く「僕がプレゼント。帰ってきたら嬉しいやろ~!」ですって。でも、やっぱり、涙。

 

 

そして、今年。

2年連続のサプライズに、ほんのちょっと期待していたのですが、朝一番に次男からおめでとうメールが届き、長男から「おめでとう」と言われたのは嬉しかったけど、特に何もなかったのです。私も9月にオンブラージュをオープンし、毎日の生活リズムが変わり、当日も遅くまで仕事して、普段と変わらない一日でした。

一昨日、大阪マラソンを完走したお友達の祝杯の為、帰りが遅くなりそうだったので、長男に車で迎えにきてもらいました。私が迎えに行く事は多々あるし、一緒に出掛けていて運転を交代することはありますが、お迎えは初めてで、頼れる存在になったなぁと感じていました。

 

自宅に着くと、封筒を渡され、「遅くなったけど、誕生日。弟と一緒にやから。」「手紙も入ってるから、僕が寝てから読んで。」と。

開けてみると“マッサージの商品券が”。「毎日、朝早くから頑張ってるから、ゆっくりマッサージしてもらってきたらいいよ。」また、涙。

最近は私が疲れている夜は、お願いしなくても、肩をもんでくれたりしてくれていた長男だからこそ、考えてくれた嬉しいプレゼントでした。

 

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手紙はぎっしり便箋2枚。

書き出しは、「遅くなったけど誕生日おめでとう。朝早く家を出て、夜遅く帰ってくる生活してるのに、『ご飯作れなくてごめんね。』とか言われると、正直、泣きそうになります。こちらこそ時間に余裕あるのに何の手伝いもせず、本当にごめんなさい。・・・・・・・・」。もう、涙ぽろぽろ、鼻もぐじゃぐじゃでした。

 

2人ともすっかり大人になりました。次男も来年成人式。世代交代を感じるこの頃です。いつしか旅行なども“親が連れて行ってあげた“から、“連れて行ってもらう”になるのでしょう。子供は天からの授かりもので、とても大切な宝物。自分自身も成長させてもらい、多くの喜怒哀楽を経験させてもらいました。今思うに、子育ては「自立させ社会に還すこと・・・人生、紆余教説、山あり谷ありは当たり前だけど、いかに前向きに笑顔で楽しく過ごせる方法を身に付けること」なのでは。その為には自分自身が前向きに笑顔で楽しく過ごさないとね。

 

明日も頑張ろうと思える夜でした。

 

アンリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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